物件に辿り着くまで その9

他の物件も見学

飛行機と夜行バスを駆使して盛岡に行ったボクを
早朝Sさんがピックアップしてくれて、
朝から開いてる市内の温泉「喜盛の湯」へ。
(ここ、「泊まれるたまり場」から車で10分程度の炭酸泉で、
大きなお風呂に入りたい方にはオススメ)
その後、元酒屋以外の候補物件も見せてもらいました。
その中に前回は見ていなかった元酒屋の道路を挟んで向かいにある
もともと蔵だった建物を見せてもらいました。
そんなに大きくないその蔵はコンパクトに間取りを設定すれば何とかゲストハウスとして使えそうな建物でした。
もちろん、全面改装が必要な建物です。

昼食をとった後、B社へと向かいました。

Mさんと会談

実際に訪れた三田農林の社屋はとても大きく、
フロアにたくさん社員さんもいて、
ボクなんかが関わっていいお話しなんだろうか、と正直ビビりました。


ここで、きちんと説明していなかったことに気づきましたが、
三田農林はまちづくりや景観保護に力を入れていて、
古い建物を持ち主が管理しきれないという話があると
何に使うか決めていない段階でも買い取り、
誰か使いたいという人が見つかればその人と相談して間取りなどを決め、
改装した後に賃貸にする、ということも行っている会社なのです。
でなければ、大きな改装が必要な建物の話に最初からボクが関われるはずはないのです。


話を戻しまして、
お会いした三田さんは非常に物腰が柔らかく、
じっくりとボクの話を聞いてくれました。
あまり、話の流れを考えていかなかったので、とりとめのない話し方になりましたが、
ボクの経験と盛岡でやりたいこと、宿のスタイルなどをお話ししました。
その中で、あの蔵ならなんとか宿にできるかもしれない、というお話もしました。
三田さんもゲストハウスにはもともと興味があったみたいで尾道でゲストハウスを見たりしていたそうです。
また元酒屋さんの建物はもともと何組かの入居者を入れる小規模複合施設として想定したいたみたいで宿としては家賃の面から考えても難しいかな、というお話しでした。

いろいろな話はしましたが、特に結論もなく終了。

いずれの建物にしても改装が必要だと、それが家賃に反映するので
ボクには払えない家賃になる可能性大で、この話はこれで終わりになるかもしれないな、
とも感じていました。

後ほど、澤口さんからの連絡で三田さんにはいい印象をもっていただいたと聞き、
非常にありがたかったですが、
物件を使わせてもらえるかは全くわからない状態で九州に戻り、
残りの阿蘇び心での仕事をきっちりと終えることに専念して日々を過ごしていました。

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