なぜ盛岡に”泊まれるたまり場”を開くのか? その3

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町探し

第2希望の町を想定していなかったボクは阿蘇び心に泊まりに来たゲストさんや
仲のいい宿に遊びに行った時に、どこでやったらいいか相談していきました。

阿蘇び心は九州にあり、九州のゲストハウスとは連絡を取り合ったり、
実際に泊まりに行ったりしました。
2年もするとある程度のネットワークはできていくわけです。
すると人は
「九州でやったらいいいじゃん」
と言うわけです。
また、
「あの町はどう?」
と勧められたりもました。

九州で生活し、東北以上に九州のことを知っている状態になっていたので、
それもありかな?
とも思い、休みが取れると車でそれらの町に実際に出かけてみました。
観光資源や人の流れを考えるとすごくいい場所もありました。
すごく気に入った町もありましたが、宿を開業するにしてはどうかな?という町もありました。
しかし、総じて言えるのは
「ピンと来なかった」のです。

盛岡来訪

初心に戻り、やはり東北で探してみよう、まずは地元である岩手県、
一番大きな町が一番人が来るだろう、と思って県庁所在地である盛岡から見ていくことにしました。
そして実家に帰省する時に盛岡を訪れてみたのです。

前に述べたように、岩手に住んでいた時は盛岡に来る機会があまりなかったので
ほぼ何にも知らない状態でした。
とりあえず行く前にインターネットや地図を見て、このあたりがいいかな、という検討をつけた程度。

盛岡に着き、駅を出て街の中心部へ向かいました。
開運橋を渡りながらふと左手に岩手山が見えました。
その景色に強く惹きつけられたのを覚えています。

「あれ?なんか他の町と違うな。これ、なんだろな?」
と思いながら街を歩きました。

まず検討をつけていた場所を歩きましたがピンと来ない。
ここもダメかな?と思ったのですが宿は数泊予約していたので
盛岡の町をしらみつぶしに歩いていきました。

数日後、やっと岩手公園や中津川沿いのあたりまでたどり着き、
この辺は散歩したり本読んだりするにはいいなぁ、と思いました。
そして、川を越え紺屋町、肴町、八幡を歩いた時にボクの求めるものがあったと感じました。

古い町並みが残り、昔からある喫茶店がいくつもあり、商店街もある。
ごちゃごちゃした繁華街とは違う、なんとも言えない穏やかな雰囲気。
心が落ち着いていきました。

盛岡八幡宮にも行ってみました。
境内に近づくと太鼓の音。

そこには、夕陽を浴びながら「さんさ踊り」の太鼓の練習をしている子ども連れのお母さんが一人。

しびれました。
盛岡の町に惚れた瞬間でした。

この光景をみんなに見せたい!
ここで宿をやりたい!

つまり、「ピンと来た」のです。
というわけでボクは盛岡に絞って宿物件を探すようになったのです。

ここから宿物件に辿り着くまではまた時間がかかるのですが、それはまた別の話。

[なぜ盛岡に”泊まれるたまり場”を開くのか? 完]

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