愛読書紹介
こんにちは!
愛読書は「Number」の小野寺拓二です。
最近、読書熱が再燃してまして、
愛読書でありながら買ったまま積ん読になってたNumberを片っ端から読んでおります。
ご存知ない方に説明しますと、
「Number」とはスポーツ全般に渡って写真とコラムで構成された隔週発行の雑誌です。
「ベースボールマガジン」や「サッカーダイジェスト」のような専門誌と違って特定のスポーツに特化することなく、試合に関する詳細なレポートも基本的にはありません。戦術的な解説もほぼないと言っていいいでしょう。
あるのは、注目のアスリートへのインタビューやコラム、大きな大会や試合、シーズンに臨むチームやアスリートへのインタビューや考察、そして大会後、試合後、シーズン後にその時何が起こっていたか、どんな心の動きがあったか、選手や指導者が何を考えていたかなどがインタビューやコラムとして描かれます。
技術的、戦術的なことではなく、心理的な側面について描かれるものが多いです。
つまり、ボクのように広く浅く、それでいて選手や指導者の考え方や心の動きを通してスポーツを楽しみたい人のための雑誌なのです。
というわけで、最近読み終えたNumberをご紹介。
のっけから半年以上前のもの。
夏の甲子園前に発売されたものです。
子どもの頃にテレビで見てた懐かしい甲子園球児も取り上げられてて嬉しかった。
昨シーズン、松坂が中日でそこそこ活躍したのを知って読むとまた趣深い。
ちなみに、以前は清原和博のインタビューが連載されていましたが、
現在は、桑田真澄のインタビューが連載されています。
清原のインタビューは既に書籍化されてますし、
桑田のものもいずれ書籍化されるでしょうから対比して読むとまた面白いと思います。
もうキャンプも終わりかけの時期に昨年の日本シリーズ前のカープ特集(笑)
新井さんに関するコラムがいいですね。
セ・リーグ3連覇中の広島カープ。
ボクの記憶が確かなら、最近は毎年一度は特集が組まれているはず。
ボクは特にどのチームのファンでもないのですが、
そろそろカープが日本一になってもいいのでは、と思います。
今年こそ日本シリーズ後にも赤いNumberが見たい。
ちなみに裏表紙まで赤かった。
けっこう最近のサッカーベテラン特集。
川口、楢崎、中澤、小笠原と長く日本サッカー界を引っ張った選手たちが引退したから思いついた特集とは思いますが、
現役のベテラン選手がボクと同世代の中で、
一人だけ突き抜けてるカズが表紙。
カズ、昨日で52歳ですよ。信じられない。
ちなみに2年前も同じような表紙でカズ特集やってますが、
編集部も2年後にまたカズを表紙で特集組むとは思ってなかったのでは。
サッカーベテラン特集の前の号。
この後、大坂なおみさんが全豪オープンを優勝するのです。
サーシャ・バインコーチと出会って全米、全豪と連覇するわけですが、
これを読んでからバインコーチとの決別のニュースを見たらよりビックリしたことでしょう。
Numberってリアルタイムで読んでももちろんおもしろいのですが、
しばらく後、時には数年後に読んでもまたおもしろいのです。
「泊まれるたまり場」にも置きますので、
気が向いたらぜひ読んでみてください。