詳・今後の予約、宿泊受付について

7月5日の予約受付再開から2週間を過ぎ、営業再開からも数日を経過しました。
7月中は東北在住の方に限定していた予約受付を8月1日以降はどうするか。
そろそろ結論を出さねばとここ最近ずっと考えていました。

結論からお伝えします。
8月1日まで待たず、ただいまより予約、宿泊ともに全国から制限なく受け入れます。
普段から感染対策に気をつけて生活している方でしたら
日本全国どこからいらしても歓迎いたします。

予約は通常通り90日前から受け付けます。
予約の前にとととの「COVID-19感染防止策」と「予約する前に」をよくお読みの上、
感染防止策にご協力いただける方のみご予約にお進みください。

また前日までに問合せ、連絡のない当日予約は受け付けません

原則として予約は前日までに「感染防止策」と「予約する前に」を読んだ上で予約フォームからの予約のみの受け付けとします。
当日予約の可能性がある場合は前日までに予約フォームからメッセージに当日予約の可能性があることを添えて連絡してください。


念のために触れておきますが、これはGo toトラベルのキャンペーンとは全く関係ありません。
現時点でボクが得ている情報では、とととは対象にならないようですし。
また、今後もしばらくは対象となる予定はありません。

なぜ感染が再び拡大しているこの時にこのように考えたのか。
お時間がある方は続きをお読みください。



この数週間、新型コロナウイルスについての情報や、宿を運営している方やスタッフの方の考えを
テレビやインターネットでたくさん見てきました。
そこで得た情報について自分はどう考えるか、毎日毎日考え続けました。
すると、営業再開を決めた時とは考えが変わってきました。

普段から感染防止に気をつけ、感染拡大している地域に出入りしていない人が旅をすることはいけないことでしょうか。
ボクは今はそう思いません。
同じ都道府県に住んでいても感染防止対策を注意深くしている方もいれば、そうでない方もいます。
感染拡大している地域に出入りしている方もいれば、生活圏が全然重なっていない方もいます。
そういった方達を同じ都道府県に住んでいるという理由だけで十把一絡げに同じ扱いをしていいものでしょうか。

そういうボクも、とととの7月中の予約を東北在住の方に限定していました。
とととに宿泊する方がもし感染していた場合、とととだけでなく盛岡で、また盛岡に来る途中で感染が広がることが怖かったのです。また全国からの宿泊を受け入れるということに近隣の皆さんが不安を覚えることを避けかったのです。

普段から感染防止に気をつけていて、岩手に来たい、盛岡に来たい、とととに来たい、という気持ちを持っている方々に対して大変失礼なことをしたと思っています。
今この時、岩手に盛岡に来てくれる方々を暖かく受け入れることが宿の役目だということにようやく思い当たったのです。

もしかするとこれは宿主であるがゆえに、より多くの方に来てほしいという願望も入っているかもしれません。
しかし、大先輩宿主のこの言葉が心に突き刺さったのです。

「打撃を受けているのは、宿屋ではなく、旅人だ。救うのは観光業ではなく、旅人だ。旅をしよう!」


そうだ、旅人に寄り添わないで何がゲストハウスだ。
ボクは大きな思い違いをしていた。
そう思ったのです。

実際のところ、宿屋も大きな打撃を受けていますが、
堂々と気兼ねなく旅に出られない旅人の皆さんも大きな打撃を受けています。
そんな状況で旅する人々にホッとする空間と時間を提供するのは宿の役目でしょう。

もちろん、地域の皆さんにも迷惑をかけぬようできる限りの感染防止策は今後も続けます。
宿もゲストの皆さんもみんなで協力して感染防止に努め、その上でできる範囲で楽しい空間にしていきます。
地域の皆さまにもご理解いただき、暖かく見守っていただければと思います。
今後ともよろしくお願いします。

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