黒湯元若手3人組の旅 仙北市&大仙市編 その1
11月13日の黒湯温泉従業員の打ち上げを終え、
黒湯温泉元若手3人組の旅が始まりました。
なぜ元若手か?
触れないでも済むのでしょうが、あえて触れておきましょう。
おそらく全国的な現象だとは思いますが、
温泉旅館の従業員は超高齢化しています。
(若い方はほぼリゾートバイト)
黒湯温泉でいえば、ほとんどの従業員が60歳以上。
そんなところにいれば、アラフォーのボクらなんてまだまだペーペー。
若手若手とかわいがってくれました。
しかし、そんな状況がある日を境に一変しました。
なんと、20代の新人さんが入ったのです。
その日を境にボクらは夢から覚め、
もはや若手ではない、という当たり前の現実に戻ったのです。
さて、しばらく見ることのない秋田駒を眺め、
田沢湖にも挨拶をし、旅が始まりました。
ボクらの旅立ちを祝うかのように田沢湖の水は澄んでいたのでした。
オホン!
さて、はじめに向かったのはこちら。
日本酒「秀よし」で知られる鈴木酒造。
そう、酒蔵見学に来たのです。
この米、麹用なので少し硬いのですが食べさせてもらいました。
ほんのり甘みがあって美味しかったですよ。
麹用の米を手でかき混ぜる作業。
なかなか貴重なものを見せてもらいました。
案内してもらったアレックスさん。
普段、何気なく飲んでいる日本酒ですが、説明を聞くと
「なるほど」と思うことばかり。
日本酒をより楽しみたい方は酒蔵見学に行ってみるといいですよ。
この日、唯一運転しないこの男だけ試飲させてもらいました。
横で見ていましたが、5種類のお酒を少しずつでも
あれだけ飲んだらボクは眠くなっちゃいますね。
次は誰かに運転してもらおう。
運転するボクと文ちゃんは甘酒をご馳走になりました。
これがメチャクチャ美味い!
ちょっと風邪気味でしたが、少し元気になりました。
見学を終え、アレックスさんに写真を撮ってもらいました。
何のインパクトもないアラフォー3人組だったのでした。
この後、ハイコーフェスの主催者である進藤直樹さんがやっている
カフェ「ゴマシオキッチン」に
「あんなやさしさに包まれたフェスをやってくれてありがとう!」
と言いに行きたかったのですが、
まさかの水曜定休!
というわけで、あのラーメンを食べに行くことにしたのでした。
ついに、念願だった四ツ屋のラーメンを食べることができました。
大仙市在住の従業員の皆さんから噂はかねがね。
ネギ味噌ラーメンが飲み会明けのお腹にじわりと染みこみました。
早めに昼食をとったボクらは大仙市中心部にある「はなび・アム」で花火のお勉強をして、
ボクらがお世話になった黒湯温泉を経営している池田家がかつて所有していた
「旧池田氏庭園」に向かったのでした。