岩手に帰る旅日記 2018年4月3日~4日 大町編
さて、この日の宿は長野県大町市にある「カナメノイエ」。
近くの小谷村にある人気ゲストハウス 「古民家noie梢乃雪」の2号店として2014年にオープンした宿です。
皆さん、大町市って知ってます?
たぶん、ここに宿がなかったら存在も知らず、行くこともなかったと思います。
しかし、宿があることによって行く人がいる。
人によっては何度も。
そこに宿を開く意味はとてもとても大きいと、こういう場所に行くと思う。
カナメノイエはゲストハウスには珍しく宿泊費に食材費込の料金です。
食事はゲストもスタッフさんと一緒に作ります。
実質シェアご飯みたいなもんですね。
宿主の陽子さんの指示を受けながら同部屋になったむっくさんと一緒に作りました。
天ぷらなんて揚げることないんでいい経験になりましたね。
この日はいい日本酒があって
美味しかったなぁ。
陽子さんとゲストハウストークしたり、
強豪高校サッカー部出身のむっくさんとスポーツトークしたり。
仕事から帰ってきた陽子さんの旦那さんのワカメさんも交えてまったり。
やっぱりボクはこういう語り合える宿が好き。
翌朝、本棚を見るとこんな本が。
岩手県民のボクですが、恥ずかしながら遠野物語は読んだことがありません。
民俗学の本ってなんだか難しそうで。
これなら読めるかな?
女性の宿主さんだと、そこかしこがかわいい。
食器や下に敷いてるシート、
ちょっとしたカバーや、物の置き方、こういうとこが多くの男性とは違う女性の感性。
中には雑貨好きの男性もいるからお洒落なとこもありますけどね。
ボクはそういったセンスは皆無なので、まずは置きたいものを置いて、
あとは手伝いに来てくれる人やお客さんのアドバイスを聞きながら作っていこうかと思います、
カナメの縁側。
ここでのんびり読書したかったけど、時間がなく。
しかも、朝食を食べながら気づくほど花粉が吹き荒れていてちょっと花粉症持ちのボクには春は厳しい。
陽子さんも花粉症で花粉がきつくて、と言ってました。
換気も必要だけど、開けっ放しは止めた方がいいですよね。
ふと外に出ると庭に杉。
こいつからワッサワッサと花粉が舞っていました。
諸悪の根源はこいつです。
切っちゃったらダメなのかなぁ?
出発前に写真を撮ろうとセルフタイマーをテスト。
ピンぼけのいまいちな写真になったけど、まあいいでしょう。
むっくさんは自転車乗りで坂があれば登りたくなるらしいっす。
なので八幡平アスピーテラインをきっと登りに来てくれるでしょう。
そして、夜はお酒を飲みながらサッカー観戦ですね。
陽子さんは料理上手で丁寧に教えれくれます。
旅先でレパートリーを増やすというのもいいのではないでしょうか。
白馬で滑ってみたいし、いつか冬に行きます!
カナメ情報
今年はカナメはいろいろ変化のある年だったみたいで
名前もゲストハウスではなくノイエを使うようになったし、
(詳しくはこちらから。趣旨にはすごく賛同する)
料金も変わったし、営業日も変わりました。
(詳しくはコチラ)
いろいろ考えての結果だと思うし、長く続けるためなんだとボクは理解しています。
宿にはいろんな形があっていい、いろんな形があるからこそ面白いのです。