盛岡ってどんな町?
盛岡に来たことはありますか?
このブログを読んでいる人は全く盛岡について知らない方もいると思います。
ボクだって盛岡を好きになって帰省の旅に通うようになったのが4年ほど前。
東北に戻ってきたのが昨年の4月。
半分盛岡に住み始めたのが7月末で、完全に盛岡生活が始まったのが11月の下旬。
まだまだ盛岡ビギナーです。
でも「盛岡ってどんな町?」と聞かれたら、こう答えます。
「ちょうどいい町」
これは他の町から盛岡に移った人と話すとみんなこういいます。
また、バイト先の大学生も住みやすいといっているので、
盛岡に住んでいる人の共通認識だと思います。
盛岡ってとても暮らしやすいんです。
生活していてほしいな、と思うものが一通りあります。
例えば、あれがほしいな、と思えば市内を探せばたいがい売ってるお店を見つけられます。
また、県庁所在地なので全国チェーンのお店はだいたいあります。
地下鉄はありませんが、バスがある程度走っているので、車がなくてもそこそこ生活できます。
そして、街中心部がとってもコンパクト。
端から端まで歩いても30分程度。
平らなので自転車があれば移動もとても快適。
中心部には城跡が岩手公園になっていて市民の憩いの場となっています。
すぐそばには中津川が流れていて、その川沿いは散歩やジョギングに最適。
秋には鮭が遡上してきます。
また、北上川も市内を貫くように流れています。
盛岡は川の町なんです。
昔から営業している喫茶店もたくさんあります。
その一つ一つが個性的で趣深い。
コーヒー好きな人にはぜひ盛岡に来てほしい。
また紅茶の専門店もあるんです。
映画館もたくさんあります。
シネコン全盛のご時世ですが、盛岡の中心部には映画館通りという名前の通りがあって昔からある映画館が残っています。
南昌荘や石井県令邸、一ノ倉邸、 岩手銀行旧本店本館、岩手県公会堂、もりおか啄木賢治記念館といった趣深い建物もあります。
紺屋町や鉈屋町には町家も残っています。
チャグチャグ馬コ、盛岡さんさ踊り、もりおか秋まつりといったお祭りもあります。
盛岡冷麺、じゃじゃ麺、わんこそば、ラーメン屋もたくさん 。
プロスポーツも今ではいわてグルージャ盛岡、岩手ビッグブルズがありますし、
自分でやるスポーツとしても登山、自転車、ボルダリング、ウィンタースポーツ、ワカサギ釣りも楽しめます。
また盛岡の郊外には楽しめるスポットがたくさん。
近いところでは先日紹介した岩山まで市街地からでも車で10分程度。
盛岡の街を見下ろせますし、動物公園や岩山パークランドがあります。
西には小岩井農場、手作り村、つなぎ温泉、鶯宿温泉、御所湖もありますね。
北には岩手山、姫神山、八幡平、四十四田ダム。
東には岩洞湖。
南には早池峰山があり、花巻、遠野があります。
また岩手山周辺をはじめスキー場がたくさん。
これがだいたい車で1時間圏内。
高速を使えば、平泉や十和田湖、奥入瀬渓流も行けますし、
秋田の田沢湖、乳頭温泉や岩泉の龍泉洞、沿岸の宮古も十分日帰り圏内。
つまり、盛岡を拠点とすれば盛岡の中心部から岩手県内はもちろん、隣県まで楽しめるんです。
夏に遊びに来た友人は「過不足がない」と言いました。
長野の1166バックパッカーズの飯室さんの言葉を借りれば
「半日常を楽しめる町」なんです。
半日常とはボクは「いつもと違う場所でいつもと同じことをすること」ととらえています。
たとえば、喫茶店が好きな人は旅先で好みの喫茶店を探してみるのもいいでしょう。
そんな喫茶店や趣深い建物で読書するのもいいですね。
映画が好きな人は旅先の映画館で映画を見るのもいいと思います。
映画なんて地元でも見れるかもしれませんが、
旅先で映画を見るってけっこう思い出に残ります。
ボクもニュージーランドの田舎の映画館でアバターを見たのを覚えています。
散歩やジョギングも場所が変わるとまた違うものが見えますよね。
麺類好きはご当地のものを探して食べますよね。
盛岡はこういったことを楽しむには非常に最適な町です。
そして盛岡の場所。
青森、秋田、岩手の北東北を楽しもうと思った時にちょうどいい位置にあるんです。
岩手のど真ん中にあり、秋田や青森に行く前に一度止まりたくなる位置にあるんです。
東京から盛岡まで新幹線で最短で2時間15分。
福岡から花巻まで飛行機で2時間15分。
大阪から花巻まで飛行機で1時間20分。
花巻から盛岡までは車でも電車でも1時間程度。
どうです?
思ったよりも遠くないでしょう?
特に先日九州から来た友人は、思ったよりも東京から近いね、と言ってました。
そうなんです。
西日本から東京よりも、東京から東北の方がよっぽど近いんです。
遠いのは心理的距離。
その距離を縮めるのにこのブログやボクが多少なりとも役に立てればいいのですが。
「一度来れば好きになる町、盛岡」
ボクは自信を持って、そう言えます。
ぜひ一度、盛岡に来てみませんか?
できれば「泊まれるたまり場」オープン後に遊びに来てもらえればとてもとても嬉しいですね。